アトアは兵庫県神戸市中央区にある2021年10月29日に開館した新しい水族館です。
アクアリウムとアートの融合がテーマの水族館になっています。
何かと話題になっているようなのですが、実際行ってみた感想も踏まえて紹介していきたいと思います。
◆アトア(átoa)とは?
神戸港周辺の再開発の一環として2021年10月29日にオープンした神戸ポートミュージアム。
その中にある、水族館と芸術が融合した劇場型のアクアリウムです。
規模としては小さめなのでゆっくり回っても2時間程度で見て回れるのですが、周辺にはいろいろな施設もあるので1日中楽しめると思います。
◆アトア(átoa)へのアクセス
海遊館に行く方法ですが4つあります。
- 電車
- バス
- 車
それぞれ解説していきます。
◇電車での行き方
電車だと、「三宮駅」もしくは「元町駅」が最寄り駅になります。
ただ正直、最寄り駅とか言ってはダメなぐらい遠いです。
どちらもそんなに距離は変わりませんが徒歩15分から20分くらいはかかります。
ただ、各駅から目的地までの間に観光名所となるようなところもあるので、そこら辺を散策しながらだったら歩いてみるのもいいと思います。
ちなみに私は元町で降りて、中華街で少し買い食いしてから行きました。
長安門という東側にある門からアトアまでで10分くらいの距離でした。
◇バスでの行き方
バスの場合は、「三宮駅前」から出ている神姫バスのポートループに乗って「新港町」で下車するとすぐ目の前になります。
運賃は
- 大人210円
- 小人110円
後払いで降車時に払うタイプです。
交通系のICカードも使えるようです。
また、1日乗車券もあるようでそちらは1人500円。
子供料金は設定されていないみたいですね。
他に行きたい場所があって路線が近くを通っていれば1日乗車券を購入したほうがお得になるかもしれません。
↓にポートループの公式サイトのリンクを置いておきます。
ちなみに、1日乗車券はアプリからしか購入できないようです。
アプリのダウンロードはこちらから↓
◆車での行き方
専用の駐車場とかはないので近くで探す必要があります。
近くに400台くらい止められる駐車場があるみたいなので車止められなくて困るということはないと思います。
一応↓にリンクを貼っておきます。
◆チケット購入方法
基本的には日時指定のネット予約での購入になります。
が、ネット予約の場合はクレジットカード決済しかできません。
学生など、クレジットカードを持っていない場合は現地での当日券購入しかできません。
当日券は、現金含めほとんどの決済方法に対応しています。
ただ、入場制限などがかかっている場合は待たなければいけないこともあると思うので予約状況などを確認してから現地に向かってくださいね。
◇料金
一般 | 手帳をお持ちの方※ | |
大人(中学生以上) | 2,400円 | 1,440円 |
小人(小学生) | 1,400円 | 840円 |
幼児(3歳以上) | 800円 | 480円 |
幼児(3歳未満) | 無料 | 無料 |
ただし、ゴールデンウィーク・お盆休みの期間は入場料が高くなります。
一般 | 手帳をお持ちの方 | |
大人(中学生以上) | 2,700円 | 変動なし |
小人(小学生) | 1,600円 | 変動なし |
幼児(3歳以上) | 900円 | 変動なし |
幼児(3歳未満) | 無料 | 変動なし |
このほかにも周辺施設とのセット券などもあります。
詳しくはこちらから↓
◇チケットの発券方法
現地で当日券を買う場合は、受付窓口に並べばいいので問題はないと思います。
ネットで予約した場合は、アトアから予約完了のお知らせというメールがくると思います。
そのメール内に確認番号があるので、当日受付で確認番号を伝えるとチケットを発券してくれます。
チケットは小さなレシートみたいになっていて、QRコードが印字されています。
そのQRコードを入り口のゲートにある読み取り部分にかざすことで入場できます。
◆館内の見どころ!
館内は各階いくつかのフロアに分かれています。
その中からいくつか紹介していきたいと思います。
・はじまりの洞窟
入場ゲート抜けてすぐのところにあるエリアです。
ちょっと人がいっぱいだったので足元のほうを写してなくて魚は見えないですが、熱帯魚を中心に展示されています。
・精霊の森
魚だけでなく、水辺に棲んでいる生き物なんかが展示されているエリアです。
爬虫類や両生類、ねずみなんかもいたりします。
↓のはワラビーちゃん
・探求の室
3階にのぼって最初の部屋です。
壁に大きなタコの絵が描かれているんですが実は迷路になっています。
右下のほうにSと書いてあって左下にGがあります。
人が少なかったらできるんでしょうが人がいると難しいので、写真に撮ってあとでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
・探求の回廊
五感を使って楽しめる仕掛けのあるエリアです。
特に3つ目の額縁↓
は嗅覚を刺激する仕掛けがあるのですが…。
これは文字では伝えきれないのでぜひ現地で体験していただければと思いますw
・天空の庭
4階は屋上になっていて簡易的な屋根はありますが開放感のあるつくりになっています。
コツメカワウソ、カピバラ、ペンギンがいてます。
ちょうど昼の1時くらいにたまたま4階についたのですが餌やりの時間だったみたいです。
毎日同じ時間かどうかはわからないのですが運が良ければ見れるかもしれないですね。
・ATOA CHATTER
アトアには何か所かアトアチャッターというスタッフがいてます。
画面の中にいるのですが、画面の前に立つと何やら話しかけられているような?といった感じで、実はコミュニケーションをとることができるのです!
それぞれ個性があるようなので見つけたら話しかけてみるのもいいかもしれませんね。
ただ、常にコミュニケーションが取れるわけじゃないみたいで魂が抜けて定型文しか話してくれない時もあるのでその時は時間をおいてみるしかないですね。
ちなみに、「アンモーン」さんだけどこにも見当たらなかったのですが遭遇情報があれば教えてほしいです。
とまあ、他にもエリアはあるんですが後は実際に確認していただけたらなと思います。
◆ちょっと残念だったところ
あんまりネガティブなことを言ってもあれなのですが、一応これから行こうかどうか考えているという人への参考までに。
◇料金
大人料金2,400円って海遊館と同じ値段なんですよね…。
それ以外の子供料金とかに関しては海遊館より高いという…。
海遊館と比べてしまうとかわいそうだけど、値段一緒なんだよなと思うと少しねという思いがありました。
ちなみに、施設内の雰囲気とかイメージでいうと「ニフレル」のほうが近いんですが、ニフレルのほうが入館料安いし、広いし、動物の数や種類も多いのかなといった感じです。
その分アートに振っているのかなとは思いますが…。
◇動線が悪い
これは建物の設計段階のミスな気がするのでどうしようもないんですが、ルートが一本道じゃないので人の流れが結構乱れてたなという感じです。
下手するとこの階はこれで全部かなと思って、奥のエリア見ないで上の階に上がってしまうとかが普通にあり得る構造なので、これから行く人は注意してくださいね。
ちゃんと見れば次こっちですみたいなのが書いてあるんですけど人が多いと気づきにくいかも。
あと、単純に場所と入り口もわかりにくかったです。
地図見ながら行ってたので気づいたんですが、何も見ずに歩いていたら通り過ぎてしまうかもしれないですね。
あと入り口が2階なのですが、外の階段から上がらないといけないのでそこも注意してくださいね。
◆カフェ&ショップ
アトアの4階にはちょっとした軽食が食べられるカフェがあります。
といっても、座るところはあんまりなかったですが…。
軽く歩きながらでも食べれるようなものも多いので気にしなければ大丈夫かな?
私は食べなかったので味のレポートはできないんですが、サメだったり、ワニだったり、ピラルクだったり、普段口にすることのない食材?を利用した料理もあるので挑戦してみるのもいいかもしれないですね!
あと、1階出口の先にはショップもあります。
お土産のお菓子とかも結構凝ってるなという印象でしたが1つだけ、
ハダカデバネズミを模したスイートポテトがあって、それだけは企画したやつ大丈夫か?と思ってしまいましたが…。
もし、勇気があるならどうだったか感想欲しいですねw
◆周辺情報
アトア自体はゆっくり回っても2時間あれば十分見て回れると思いますので、周辺の観光名所なども十分見て回る時間はあるかなと思います。
食事をするならアトア1階でもいいですし、せっかくなら中華街で食べ歩きなんかもおすすめです。
メリケンパークやハーバーランド方面、ちょっと遠くなりますが北野異人館街などもあるのでぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
記事を読んでわかりにくいところとか、疑問なところがあればコメントください。
できる限りお答えさせていただきます。
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